不確かな暮らし

一枚 ひらりと 言の葉が舞い落ちる

瞬きすらも 惜しむかのように

運命と呼ぶには 不確かな瞳が

街行く人々の 心にらみ続けている


涙はいづれは 乾いてしまうとて

この世の全てを 忘れたわけじゃない

運命と呼ぶには 不確かな瞳が

夜明けしめす空 見上げ続けている

19/11/07 23:45更新 / なまこ
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