空
山の稜線に 沿いながら
白縹が空に滲む。
窓の縁を すっとなぞれば
指先は藍白に染まる。
遠くただ遠く 空を見れば
眼光に東雲が灯る。
いつかの景色を 思うほど
胸中は藍錆に塗り替えられる。
25/08/31 15:49更新 /
ゆきまる
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