「やまない雨はない」
「やまない雨はない」
どこかの大人が言った
だけどきっと永遠の晴れもない
雨に打たれるぼくは思う
それならいっそ ずっと雨でいい
だからぼくは耳を塞いだ
だけど本当は、、、
誰かに傘をさして欲しかった
風邪をひいたらおかゆを作ってもらいたかった
ただ愛を求めてた
雨に濡れた僕はきっと子供
いつしか雨がやんだ
時は過ぎ 大人に近づき 僕は気づく
「やまない雨はない」
その言葉はきっと愛だった
気づかなかっただけだった
だけど、笑える今がある
僕もいつかは大人になる
だから言うよ 届かなくても
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