迷宮(ラビリンス)
偽りの愛の炎のなか
身を焦がす
「さびしくないさ」とつぶやきながら
まるでアルコールランプのよう
冷たいガラスの中で立つ火の柱
いつまで燃え続けているのだろう
ふっと息をふきつければ消えてしまうのに
まるで道化師だね
何も知らずにおどり続けるだなんて
これが愛だなんて本気で思っちゃいないだろうね?
さあ、君も踊ろう
夢遊病者のように
どんなまやかしもバラ色に見えるよ
夢見る乙女のように幻を見よう
愛が壊れても君はキズつかない
新しい恋の予感
君はまたまやかしの愛を見つけ追い続ける
これは幻だということをすっかり頭から拭い去って
哀しみも痛みもおとずれることはないさ
永遠の愛の予感
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