幻を視ていた

柔らかな衣のような波間が私をとらえ
夢をさらってゆく

それは束の間の安息
絶え間ない静粛の音

安らかに眠る赤子の笑顔のように
嵐のない幻を視る私の過去

24/12/17 13:18更新 / 秋乃 夕陽
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