褪めた炎

君の横に滑り込んで微笑みを振り撒いた
それなのに君は
あぁ、知らんぷり
窮屈そうに席を立って
受付の紙を覗き込む振りしてる
どんなに親しく話しかけても
眉間に皺寄せて答えは上の空

どうして伝わらないこの想い
もどかしくて もどかしくて

先週は向こうから話しかけてきたのに
今はもう僕の事なんか全くの他人みたいに振る舞ってる
何だか僕だけ一人取り残された気分

もう君の気分だけで僕に優しくしないで
他人行儀な優しさはいらない
僕はただ君ともっと親しくなりたい
ただそれだけ

24/11/17 00:52更新 / 秋乃 夕陽
いいね!感想

TOP


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c