愚者と微睡み

白い波に揺られて僕は重たい瞼を開く
世界は逆さまで
まるで砂漠のなかを歩く浮浪者
戯けた王様が嘲笑いながら僕の頭を叩く
痂の雪が積もるときもう一度僕は光を閉じた

24/10/29 10:25更新 / 秋乃 夕陽
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