ありがとう

萎みかけた花が再び開きはじめた
わたしのなかにある花

ありがとう
君が撒いてくれた
澄み切った水で少しずつ

柔らかい日差しのような手を差し伸べて
わたしを元気付けてくれた
君が頑張ればわたしも頑張れる
同じ志を信じれば
ふたりはつながることができると
教えてくれたね

言葉は少ないけれど
通じあう心と心があるから
どんなに辛くても信じることできたよ

ねぇ、真摯な君の瞳は
故郷の柔らかくて暖かい光や空気に似ている
その眼差しで見ているものはきっと
大きくて優しい

誰かを喜ばせたくて
誰かを楽しませたくて
わたしたちはたくさんの汗をかくけど
きっとそれは周りの大切な人に
たくさんの「ありがとう」をいうためだね

だからまず身近な大切な人に
いま気付いたからいうよ
「君がいてくれてほんとうにありがとう」
「これからもよろしくね」

24/10/11 08:58更新 / 秋乃 夕陽
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