白の涙

突然の雨に驚いて避けるように軒下に隠れた

冷たい雨粒が心の雫となって滴り落ちる

あぁ、雨雲に覆われた白い世界
濁ったこの世界をどうか憂いの瞳で見つめないでおくれ

傷みはやがて一筋の川となって海へと還るのだから

24/10/06 00:42更新 / 秋乃 夕陽
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