硝子の告白
君の冷たい口唇にそっとキスをする
もっと君に近付きたい
君の温かくて柔らかな肌が
愛しくて
愛しくて
何度も君の名を呼んだ
ココロの中に甘酸っぱい感情が溢れ込んで来て
僕を果てしない幻(ユメ)の彼方へと押し流してゆくよ
あぁ、瞼を閉じても
いつの間にか君の輪郭を思い描いている
君の鋭く優しい瞳も
紅く色付く口唇も…
僕にとって詩が無くてはならないものであるように
僕の生涯の内で君はもっともかけがえのないヒトなんだ
いまやっとそのことが分かった
だから何事も畏れず
君に全てを告白しよう
僕の君に対する正直な気持ちを
いま、打ち明けたい
そう、それが僕の人生にとって
唯一、悔いの残らない生き方だから
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