哀しみの歯車
運命の輪は廻る
残酷な程に
君を追いかけ手を伸ばせば伸ばす程
君は遠ざかってゆくよ
ねぇ?
僕のこのキモチ知らんぷりばかりして
目も合わそうともしないけど
僕は君だけを見つめてるんだよ
いつだって君の幸せ
ただそれだけを願ってる
君の夢が叶う事を
心から祈ってる
なのに・・・
もしも君が誰かに盗られちゃったらと思うと
居ても立ってもいられなくなるんだ
どうしても理性を律する事が出来なくなって
とてつもなく苦い感情が溢れてくるんだ
どうしようもないよ
君が好きなんだもん
それなのに今の僕達は離れ離れで
二人の間に流れる濁流が幸せをおし流してゆくんだ
嗚呼、どんなに巧いキスより
君といるほうがずっといい
それがたとえ永遠でなくとも
陽炎のように揺れて消え去ってしまう前に
君に逢いに行こう
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