哀しみの歯車

運命の輪は廻る
残酷な程に
君を追いかけ手を伸ばせば伸ばす程
君は遠ざかってゆくよ

ねぇ?
僕のこのキモチ知らんぷりばかりして
目も合わそうともしないけど
僕は君だけを見つめてるんだよ

いつだって君の幸せ
ただそれだけを願ってる
君の夢が叶う事を
心から祈ってる

なのに・・・

もしも君が誰かに盗られちゃったらと思うと
居ても立ってもいられなくなるんだ
どうしても理性を律する事が出来なくなって
とてつもなく苦い感情が溢れてくるんだ

どうしようもないよ
君が好きなんだもん

それなのに今の僕達は離れ離れで
二人の間に流れる濁流が幸せをおし流してゆくんだ

嗚呼、どんなに巧いキスより
君といるほうがずっといい
それがたとえ永遠でなくとも

陽炎のように揺れて消え去ってしまう前に
君に逢いに行こう

24/09/10 00:40更新 / 秋乃 夕陽
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