恋は一片の花弁のように
恋は一片の花弁のように
いずれ舞い落ちてしまうから
枯れてしまう前に手のひらに閉じ込めてしまおう
ほら、ぬくもりが感じられるだろう?
まるでウソがマコトになる魔法さ
夢心地に舞う花のかけらが哀れにも美しく踊る
何も映るはずのない幻が微笑みながら
大粒の涙を瞳に浮かべているよ
そう、すべてが柔らかな絹布に包まれていくように
ゆっくりと
ゆっくりと
24/09/10 00:30更新 /
秋乃 夕陽
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