666の獣
不吉な夜が光を遮り
ヒトビトの幸せすら奪おうとする
安らかな眠りもいずれ露のように消し去り
光を喪いしヒトビトの
右往左往する姿ばかりが目に映るだろう
嗚呼、この世は悪意に満ち
何も知らぬ人間のココロも喰い荒らす
さも、幸せと利益とが手に入るかのように
巧妙な手付きでちらつかせ
その実、人間の滅亡を望みながらほくそ笑む悪夢
いつになれば終りは来るのか誰も知らない
最期の幕引きは悲痛な響きを持って密かに行われるだろう
6という数字を3つ額に刻んだ黄金の蛇によって・・・
24/09/07 20:12更新 /
秋乃 夕陽
いいね!
感想
Tweet
TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c