君の体温

僕のたったひとつの願い事
ねえ、教えてあげようか?
教えて欲しい?

だったら僕をギュッと抱き締めてよ
ココロとココロが繋がって
温もりですべてが分かち合えるから

見つめただけじゃ分からない
気持ちの底にある微熱も
ふたりのカラダのうちで燃え上がってゆくよ

あぁ、僕らはふたつでひとつ
命と命で繋がっているよ
この絆は断ち切ることの出来ない大切なプロセス

君が誰か≠ネんてそんなことはどうでもいい
ただ君と愛を交換したいだけ

だから、肌と肌を触れ合わせたい
君の心地よい体温が僕の体温と混じり合い
優しく包み込むその日まで
僕は君の瞳の奥に潜む炎を見つめよう

24/08/14 00:40更新 / 秋乃 夕陽
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