酷暑
体を刺す鋭い痛みは
皮膚のより深くへ
まるで太陽の攻撃だ
一斉に放つ光は
眼の裏を焼き尽くす
滲み出る汗は
止まることを知らず
次々と生まれては
肌と服を濡らしてゆく
髪の毛を挟んで
黒いハンティング帽と
頭皮の間とが蒸れて
むぅっと痒み感じる
容赦ない夏よふたたび
24/08/07 19:44更新 /
秋乃 夕陽
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