闇夜に吹く風
哀しみの連鎖が僕の身体を締め付ける
絡み付く鉄の感触が僕の精神を
徐々に冷たく冷やしてゆく
あぁ、何を言ったって無駄なコトさ
弁解の余地は箪笥の隙間ほど
残されていやしない
ふたりの間に吹く隙間風だけが
空気を縫うように流れていくけど
何もかも壊れて元通りになんかなるはずがない
崩れたバズルのカケラを拾い集めよう
ヒントのない答えを探し求めて
果てしない迷路の先にある光を手のひらに集めて
優しかった自分へと脱皮しよう
24/08/04 23:15更新 /
秋乃 夕陽
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