天空(そら)の詩
どす黒く濁りし雲間から
青空が見えた
天上から射す光が
地上を暖かく照らしている
それは君の瞳のなかに秘めたる
光とそっくりで
何事にもかえがたい美に
私は拝礼し
畏敬の念を示す
この世の総てに
生を受けた者達が
刻む記憶に
新たなる詩の軌跡が
遺されてゆくだろう
愛するひとよ
今こそ翼を広げ
飛び立つ時が来た
雲の切れ間に
微かなる透明な空を
見い出したならば
そこを目指して
飛び上がろう
きっと空は
君の精神を優しく包み
可能なる明日へと
アナタを
誘ってくれるだろうから
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