背中

相変わらず、今となっては、いずれにせよ
洗いに来たのは手の届かないところ しゃがんで鳴らす玉砂利の音
快晴の丘から振り返る時間 湯気で曇るペンキ絵の富士山
ビックカメラのハイエンドティービー 顔負けの解像度にて
見紛うことなき煙突に 負けじと漂う香木の残り香は
迷子のお知らせのように 足元の手桶と柄杓を引き戻してくれる柔らかい肩たたき

25/12/20 04:00更新 / きうり
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