春
たぶん僕は
君を愛して哀して止まぬ病まいで
治療法はない
嗚呼
どう振る舞えばいいのか
愛想笑いも使い果たした
心のままに望む事は厄か罪か
さすれば主は
この身を焼くのか摘むのか
隠して 歌駆使て
忍んで 詩呑んで
息して 遺棄して
あの日僕は
人を愛する痛みと疼きを抱いて
春と名付けた
21/04/18 22:04更新 /
はともみじ
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