せかい
もし仮に僕が
友と呼べる存在を持っていたならば
この世界を作ることはなかった
そこには全てがあって
いつだって僕を迎い入れてくれる
初めて僕は至福の温度を得た
世界は知らぬ間に始まっていて
気づいた時にはもう組み込まれてる
終わりなんて決める必要はない
有像していることに意義があり
その風と共鳴し合えれば誰もが住人
後は自由気ままに寛げばいいのさ
世界とは大抵そういうものだと思う
どんな自己さえも認めてくれる場所
価値なんて求めなくたっていいんだ
誰の心にも詩が存在し
誰の心にも世界が存在す
詩とは世界そのもの
ただ放ればいい
ただ預ければいい
ただ託せばいい
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