恋夕立


靴の裏の溝に嵌る石
ああ君いと恋しきや

君の声を聞くたびに
元の気持ちへもどる

天気は子の天の邪鬼
泣いた後は虹の仏様

(ヨワムシデテオイデ)
(アイヲスコシオクレ)

罅われた日々は手紙
届かぬまま擦り切れ

踏まれ晒され色褪せ
もはや何処にもない






19/09/11 23:25更新 / はともみじ
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