夕立ち
帰り道
突然の夕立に
僕らは畦道を駆け抜けた
君と笑いあった
暑い暑い夏の日々は
頭の中で陽炎のように
ユラユラ揺れる
薄れている記憶を
呼び起こすように
ゲリラ豪雨に濡れる
呼び名は違えど
あの日と同じような雨に
クスっと笑う
でも、僕の横には君はいない
あの日の雨に
もう一度、濡れて行こう
いま君は傘をもっているだろか
21/08/20 01:54更新 /
でぶっきー(アテスエ)
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