ピエロ
僕はピエロが嫌いだ。
不気味で滑稽で笑い者。
そして嘘つき。
自分がそんな気分じゃないときも誰かに笑われて、
バカなふりをする。
なんの得があるの?
でも今この詩を書きながら想った君の為なら、
僕はピエロになれるよ。
強さか弱さか
得か損か
そんなことじゃ
きっと、ないんだ。
僕がバカをやって
どれだけ周りの人に笑われても
どれだけ周りの人にバカにされても。
君もみんなと笑ってくれるなら。
ピエロはきっとおもえる。
これでいいのだと
これでよかったのだと。
どうあれ、やっぱりピエロは嫌いだ。
TOP