溜息

穏やかな日差しに風が吹いて

シャツの襟を撫でていった

立春を過ぎて尚、続いていた寒さも

僅かに和らいできて

静かに春の訪れを感じる

乾燥した空気

耳馴染みの良い鳥の声

下を向いて歩く

溜息

いままだ午前中

25/02/28 10:48更新 / こわれもの
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