感触

考えるまでもなく

同じ方向にだけ時は流れる

二度目の朝、戻ることはないのに

残り火がいつまでも燻り続ける

爪が触れた背中の感触を

手で触れた頬の感触を


25/01/20 08:58更新 / こわれもの
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