僕はいつも
空しすぎてかなしい町だよ
一人でいるには
誰もアルバムをめくらない
くすんだ街路樹も置いてきぼり
早く暖炉のまえで座りたい
まどろむためにも
今日はおもいでを薪にして
あたたかくなりたい
いつかきっと笑いあえたら
うつろな願いがゆらめいて
僕はいつもおなじ場所で
おなじ夢を見て眠ってる
灰になったおもいでだけ
かき集めてむせかえってる
寂しすぎてくるしい夜だよ
誰かといないと
何もぬくもりをあたえない
よどんだ街灯もから光り
早く暖炉のまえで休みたい
おちつくためにも
今日はやさしさを薪にして
あたたかくなりたい
いつかきっと手をつなげたら
うつろな願いがきらめいて
僕はいつもおなじ人へ
おなじ愛求め泣いている
灰になったやさしさだけ
抱きかかえてふるえつづけてる
TOP