あの丘で
赤いほっぺのすてきなきみと
星の演劇見に行きたかった
今夜は月がまんまるだから
不思議なことがおこるよって
誘いたかった
もて余したあこがれと
暗い夜道を歩いて帰った
きっと今日もとぼとぼと
家までは遠い道のりだろう
たくさんの星が降ってくる
あの丘できみと踊れたら
そんなことをまた考えて
思わず足をとめてしまう
嫌というほどおもい知ったよ
胸がつめたくてひとりぼっちだ
今夜は月がはんぶんだから
悲しいことしかうかばなくて
誘えなかった
捨てられないあこがれと
固いベッドにもぐって眠った
きっと今日もうじうじと
夢までは遠い道のりだろう
おおきな月が降りてくる
あの丘できみと歌えたら
そんなことをまた考えて
思わず瞼をあけてしまう
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