夢幻の君



その夢色の小魚が
やさしく海を泳ぐでしょう

夢幻の海の珊瑚たち
そろって歌っているでしょう

まぼろしいろの夜の波
なんども語りかけるでしょう

(明るい夜に棲む君の
傷は僕にかまうことだよ)

夢幻の夜の切なさに
僕はそのとき気づくでしょう

挑んだ君のまなざしに
僕は憧れ泣くでしょう


その白肌の天使たち
美し空を飛ぶでしょう

都会の夜のしあわせは
だれもがさわれるものでしょう

まぼろしではない悲しみを
忘れてシッポを撫でるでしょう

(まばゆい月下で泣く君の
罪は僕にかまうことだよ)

ささやく涙の儚さに
僕は君を愛すでしょう

挑みつづける切なさに
もうやめようよと泣くでしょう







22/10/21 07:31更新 / 花澤悠
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