星月夜

(短歌五首)


もしももしも君に夢中になるなって
いうならあの日を忘れさせてよ


丁寧にヘッドホンして壁向いて
出てゆく僕への思いやりだね


本を読む横顔をみて憧れた
高校二年の図書館、夕焼け


ともしびを心にともす聖夜さえ
頬が冷たい貴女のチーク


 
あゝそして今年もこうして更けてゆく
かわりに泣いてくれ星月夜








21/12/09 07:10更新 / 花澤悠
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