やさしいひと

(短歌八首)

あしもとの犬がじゃれつくやさしさが残ってはいる?まぁ、それでいい


オレンジの夕日その身にしみこませワンルームでも笑おうと誓う



その笑顔掬い上げたい春の花、たったひとりで花を愛でよう




ねぇ、どこに泣いてる女がいるという?少なくともこの部屋にはいないが?


迷ったらホントのこころを告げるのですそして傷つくのならば──上等ッ!


まっすぐな道を歩いていく人に掛けられないけど、「お願い、頑張れ!」


くらやみに呑み込まれそうな春の夜、月が綺麗と囁いても、よい?




ねぇ、どんな夜をふたりで泳いだらからだ溶け合いひとつになれるの?





21/05/07 00:01更新 / 花澤悠
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