きつねの鳴き声



笑い出した僕の
目の前の君がいない
部屋はただ白い空間だった

どうなっても
いいはずだった
夢なんて
みたことなく
ただゼロみたいな雪が降り積もった

きつねの鳴き声が
聴こえた気がして
絨毯に寝ころがる
幸せを探していたころの
自分を
ゆっくりと探そうと思いつつ

ただ寒い夜が
愛を凍らしたのだと
思えればまだマシかな







20/11/12 08:02更新 / 花澤悠
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