一過



怒りより大きな声で否定され
なすすべもなく下を向く

地面に穴がひらくのを
夢みるように待っている

罪が同じだと歓びも同じなのかな

酔っ払ってもひとり月見上げ
翼の折れたカラスは泣いて
故郷の灯りをただ夢にみる

生きることが大嫌いだけど
そんなこと恥ずかしくて大きな声で叫べない

わたしはわたしが嫌いなのかなぁ








20/10/11 13:32更新 / 花澤悠
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