迷霧の連弾 93
夕ご飯が終わった
みんな重たいお腹を抱えて
満足そうだった
もう寝るにはとんでもなく
早い時間だったので
テントでトランプをしたり
おしゃべりをしたり
音楽を聞いたり
そんな時間を
過ごすことだろう
誰もが思っていたら
田宮先生は1時間後の7時半に
広場に集まるように言った
何があるのだろう
みんなが期待していた
一方で田宮先生のことだから
夜も植物の観察に
行かせることも
あり得そうだ
何人かの生徒が
田宮先生に聞いたけど
田宮先生は頑なに
答えてはくれない
みんなブツブツと
文句を言いながら
それぞれのテントに
向かっていた
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