迷霧の連弾 166
ふと夏休みの
キャンプのことを思い出した
理恵はみんなで歌うことが
とても楽しそうだった
合唱コンクールも
理恵には数少ない
こころを開ける
そんな場面なのだろうか
さらに植物の好きな
理恵にとって
大地讃頌は
大いに感銘を受けるだろうか
久しぶりに
理恵のことが気にかかって
さりげなくキ様子を
うかがってみたら
思ったとおり
楽しそうに瞳を輝かせていた
そんな理恵の姿に
また話しかけたり
話しかけられたりする
またとない機会ではないか
ときめくボクの胸は
母なる大地を離れ
天に舞いそうな気持ちだった
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