迷霧の連弾 127

理恵にそんなことが

あったんだ

いつも一人で

誰とも話さすに

解消できない何かを抱えて

決して穏やかではない日々

嘆くでもなく悲しむでもなく

諦めることで

自律している理恵

そのことを気にする者が

ボク以外にいてくれた

小さな希望がボクの前に

火を灯したような

そんな予感に期待して

目を宙に彷徨わせていたら

保健の先生はどうして理恵は

アナタにだけ話をするの

優しく問いかけた

全く思い当たらない

ただ科学の授業で

ボクが答えられないでいたら

科学の先生が

理恵を指名して

ボクに答えを教えるよう

指示したことがきっかけで

偶然にも話すことに

なっただけです

あの日のことを

保健の先生に言った

26/01/07 01:33更新 / 秋時雨
いいね!感想

TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c