死を語る詩人たちへ


血の虜の詩人たちは
死を語る

血液から細胞から
ヘモグロビンまで

焼け付くような
哀しみを

いつのまにか
骨すら過去形か!

然れど
いかに死ぬか?

本当に大切なのは
いかに生きるかであろ!

こんな尊大な言葉を放つ
私を許せ

まだ、魂まで死なぬ
この小部屋の詩人たちよ



24/02/11 18:26更新 / 木内のり
いいね!感想

TOP


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c