性と死
桜の下で
薄衣の女
しゃれこうべを
抱いていた
愛おしげに
亡骸を見つめる
不意に
風と共に花が散り
からからと
骨身が崩れ始める
その時
女の瞳から
涙
一滴
23/03/31 21:24更新 /
木内のり
作者メッセージを読む
いいね!
感想
Tweet
TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c