幸せがいた場所

淋しさは 

心の深い所で

ずっと眠ってて

時々顔を出しては


その度に美しくなってる

思い出に出逢う度 

涙がこぼれます


幸せがいた場所

季節の匂い 風の湿り気

そして あなたの笑顔


身体は離れても

魂は離れないと

信じていたから 尚更に


ひとりの冬が辛くなる

白い冬が 余計染みてくる


そっと落ち葉を手でどけて

あの公園のベンチに腰掛ける


空を見上げて

ため息ついてみる


幸せがいた場所

この街の あちらこちらに











24/12/05 06:44更新 / 絵夢
作者メッセージを読む
いいね!感想

TOP


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c