桜の花びら

風が吹き抜けてく

少し肌寒い卯月の午後

公園の桜の木の下

シート広げてお弁当


桜色のシャツを着て

賑わう売店で

ソフトクリーム頬張った


桜の花びら舞い落ちる

君の髪にスカートに

そっとつまんで手の平に…


幾度も繰り返される

同じ季節なのに

毎年感じ方が違うのは

輝いた分量の違いかな


誰かの為に生きること

愛する人に尽くすこと

ひとりの為に動くこと


あんなに誰かを 愛した事はない






25/04/05 14:08更新 / 絵夢
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