にごる液体

こころの中にある器は

自分だけの色の液体で満たされていた、と思う

想い想いの水彩画絵具を混ぜた色

ただ 満たされていた、と思う

そこに違う色が 一滴 こぼれ落ちる

波紋とともに にごる色

また一滴 また、、、

どんどん自分の色がにごる

それがこわくて コワクテ

距離をおいてしまう

いつか 表面張力が限界をむかえて

器から溢れる濁った色

25/06/01 10:31更新 / こころつうしん
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