扉
通り過ぎる雨 降り注ぐ絶望
貴方は何かに惹かれて
降り頻る声に 背を向けた
貴方は言ったのに
不安を隠せない
此処の風を眺めて
目を背けた感情
過ぎ去ったこの街で
貴方は独りで
朝は過ぎて 夜は訪れずに
涙と言う汗に
この夢は続いていた
朝には無い夢は 夜にはある
夜は来ない 夢は曖昧で
僕を待っているだけ
記憶の扉は これっきりにして欲しい
此処のアスファルトは
曖昧な絵柄で
黄色の線の内側に下れてと言われても
明日を待っていて
25/05/08 12:20更新 /
仁志
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