アナーキー・レイジ・ボーイ
スクロールするタイムライン、無感情なニュースが
今日の物価上昇と、明日の未来を殺す
バイト先の店長は、いつも同じ顔で
「お前たちには夢があるから、いいよな」と笑う
ハイエンドなブランドは、手の届かない幻想
ローンを組んだギター、分割払い、もう飽きた
バンドマンだなんて、笑われるから声に出せない
それでも俺は、ステージに立つ妄想を捨てられない
アナーキー・レイジ・ボーイ、東京の片隅で叫んでる
この怒りは、誰にも届かない
アナーキー・レイジ・ボーイ、未来を燃やして笑ってる
生きる意味を、俺たちは探してる
コンビニで買った缶チューハイ、三本目の夜
誰かの成功物語が、スマホの画面で光る
金もコネも才能もねぇ、でもこの衝動だけはホンモノだ
メイクで隠したこの顔に、一つだけ確かなもんがある
ハイエンドなブランドは、手の届かない幻想
ローンを組んだギター、分割払い、もう飽きた
バンドマンだなんて、笑われるから声に出せない
それでも俺は、ステージに立つ妄想を捨てられない
アナーキー・レイジ・ボーイ、東京の片隅で叫んでる
この怒りは、誰にも届かない
アナーキー・レイジ・ボーイ、未来を燃やして笑ってる
生きる意味を、俺たちは探してる
メイクを落としたら、また平凡な俺に戻る
明日もまた、満員電車に揺られて
ただ、この胸の痛みだけは、誰も奪えない
それが、俺の最後のプライドだ
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