絶内
擦り剥いた声 温もり
不安は箪笥に敵対
安心して 心配して
壊れたコンパス
頼っていた
擦り剥いた声 温もり
馬鹿げた自撮に頼らない
心は密閉している
攫われない 心情
一人ぼっちの空の下で
架空の貴方の名前を叫んだら
夢が弾けて 僕は
今気付いていた
臆病だった 臆病だよね
自殺に頼らなくて
臆病だって
雑音に頼っていて
耳元のスピーカーは
誰かの叫びに
興奮していた
25/06/02 12:17更新 /
仁志
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