母
不幸自慢と自己満足
今までどれだけ苦労したか
今までどれだけ頑張ってきたか
自分だけが
自分だけが
と、言う
慰めてよ
認めてよ
褒めてよ
そんな言葉たちが見え隠れする
私とあなたで共有できる感覚は何一つないと言うのに
言葉ですら全ては伝わらないのに
私はもう死ぬんだ
父さんは変わってしまった
お前は言われたこともできない
あの子が心配
私だけがこんなに辛くて悲しくて寂しくても
頑張ってるの
私、間違ったこと言ってる?
私がおかしいの?
そんなことないよ
そんなことないよ
母の言うことを母の安寧のために、否定する
荒くすり減らされた私の心を癒すのは
私だけしかいないのだ
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