やぁ、はるばる

お前は海を越えて
夏の終わりに
やってきたね

鼻を鳴らして
安らぐ場所を探していたね

祈ったさ
少しでも早くお前が
気づいてくれるように

ここには
お前を愛する者しかいないのだと

いつしか
すり寄せる体に
甘えた声に
知らなかったお前を見つけるたびに
喜んだものさ

僕たちは家族
お前もそう思ってくれているといいんだけど

23/03/27 21:10更新 / ころりな
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