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縮退と相転移


スュゥブルィエ

アウゥアグゥラゥス


すなどけいの
さまざまな粒子が事象が
一点に 一心に 凝集していく
それがじかんのながれ
エントロピイ減退の不可叛逆と無慈悲
それに反して
イデオロギイは可飜逆
イデオロギーでひとは絶望にひとしい
奈落の向うにもキボウの芽をみつける
たとえ
中心天でソレラガいっきに潰ぶれても
逆転が興こり
あらたな領分への門ひらく
縮退はそこへ辿り着く課程のひとつ
相転移の途上のひとつにしか過ないんだ
固宗が液宗に、液宗が気宗に
そしてプラズマ宗では気体構成分子が
陽イオンと電子とに 分 離
電 離 という極限の状態でひかりと
エネルギイを ジカジカ ピカピカ 花散つつ
いなびかりお店せながら
畏そろしくも妍つくしい 娃つくしい
劇げしい 偉き樣まを蓉ろげるのです
散華の宿に着くまで
そしてそれらはやはり不可逆
一期一会
いちど煽こったら イチド飾じまったら
もう元の形じまりに復どらない還らない
核漲が逆転回し縮退しても回帰じゃない
おなじ相をナムドモなぞるのではなく
まったくべつのあたらしいルウト択び
途ち辻たびして谷にだ病まだ紆余越えて
迥るかな相転の旅聴こう紀を 葛 篭 って
之 く のです


都おい 訪ぉい 徒ても迥ぉい 旅び景い観
その額縁の囲かのキャンバスに風の下
棄 と しながらも




23/07/09 05:28更新 / OTOMEDA



談話室

■作者メッセージ
https://youtu.be/NEh3-Qmq1LE

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