ポエム
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黎明Lullaby


いつか何処かで視たことある 余まりの霊渺

溯るよ黎明
亡国民として?

そのだいちには爛爛と
エネジイの源が
エレジイのように
湛えられ 副えられ 浪隔している
停まることのない砂紋ン と 静寂マ
拌ぶされるこな
うぶ毛も親密で背絆なげ
まぶしくて瞳孔白化した怖いお伽グリムとなにもたがわず
ハンスアナスンの紬むいだ影絵セロ紫箱居

シナヂイ

アンソロヂイ

シナプスが世代とジクウ跨たいで
いまぼくたちの呼吸きしてることを
伝播伝承してくれる
ふいにふいにィ
興って煽いできがつくと
火環にとりまかれ
中央の王に昇級ってた嘘
ありえないはずだった噂

しんでいつ は珠飾箪笥この膵嚢かの硯り

胼胝墨を搾り撒いて巫山戯てた貴様た
いまだけ 貴金惜しく匡と懐かしく酸憐れに顧もう





24/01/05 01:52更新 / OTOMEDA



談話室

■作者メッセージ

失神直前に察れるキイロイ網戸壁風の映姿って、死の無の試蝕品でお浚習い
なのだろうか。

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