ポエム
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宝石掬い
あなたの何気ないあの一言が、
僕の内側で、ずっと光ってる。
僕の何気ないその行動で、
あなたは一晩、眠れなくなる。

宝石掬いのような今日をくれた、
あなたは、素知らぬ顔で笑った。
あなたの心を騒がす僕は、
あなたを忘れ、今日も笑った。

夜空の月は忘れ去られた。
月は、泣いているようにさえ見えた。
月が今まで照らした心は、
今でも僕のなかで育ってる。

宝石掬いのような今日をくれた、
あなたとともに、手にした思い出。
夜空の月は、いつでも僕を
遠い遠い、空から照らす。
23/03/25 18:09更新 / たろう



談話室

■作者メッセージ
初投稿から月をテーマにした詩を書いてきましたが、これが最後になります。
「宝石掬いのような今日をくれた」とは、今日の日にどんな良いことがあるかわくわくするような1日をくれたという意味です。
この詩は、感謝を伝えたい相手に向けて書いたものです。

解釈が少し難しいですが、「あなた」を親やカウンセラーと読めばなんとなく理解できるかもしれません。あるいは、遠距離恋愛の相手とも読めるかもしれません。

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