愛をしない、口に出すって簡単な事だけどそれだけじゃダメだよ。涙はいつだって人を殺せる事を知ったのは君のおかげ。
それでも悩んで悩んで、痛みとかそんなものを持てたならもう帰れないね。
花の匂いで満足してしまう。求める事だっていつかは終わりが来るけど求めていたい、人間だから。
飢えに飢えている人間って最高だ。嫌われて嫌われて好きに好かれて誰の事も知らないまま生きていけるのは最高だ。
いつだって空は明るいけれどそれだって不変の事実じゃないから、俯く事は悪い事じゃないと思う。
古本屋、一巻の次に三巻がある様な気持ち悪さの匂い、不完全だっていいんだって言っている様で安心した、夜の散歩。

■作者メッセージ
周囲の人全員が完璧だと思えてくる現象に名前が欲しいです。
あれは劣等感の一種なんだろうかと最近思うのですが、気にせず生きていたいけどそれも難しいよなって思いました。どうなんだろう。