ポエム
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頭おかしい私たち
この世はプラスの出来事とマイナスの出来事が、バランスして成っている。
最近いじめをしたらいじめられた方が自分で死んでしまう事もが多いようだ。
いじめは、何のわけもなく起こらない事を私たちは知っていて、どんなに酷い気持ちでも今の豊かな「私」を形成するのはその情緒なのだ。子供がするのだから、無垢なもので、そこに腹の黒い大人が、自分の事のようにして、支えてやる以上に立ち入ったり、踏み込んではいけないのだ。自分の事か、自分の「ような」事か。
辛い事、辺りに何も見当たらない夜が有って、またその人たちと仲良くする「朝」や「雨上がり」が、儚げながらに来るのだ。子供の方が自然と調和している。そういう日々を覚えてくうちに、強く日の元で花咲ける。
人生の辛さの底が下がって、強くならなくなった、平和ボケした隙に、隣国は戦争したいと持ち寄って来る。
原因は、すっかり欧米化した「幸せ」である。相変わらず他人のいいとこばっかり出し抜けに取る。
幸せは一日にしてならない。しんどいこと、辛いこと、傷ついて、受け止める事があってこそ成立する強さ。
他人と同じようにイキナリHappyが底辺
だと考える。
悲しみは、想像をする事で奥ゆかしい態度として、可笑しくなって笑えてくるから止めどない。
不幸を遠ざける「踊り」の技。
そして夜を忘れない決意。

正直な私たちは、クッションがあることで、「うん」と言える。
いじめを排他したとしても、反対に陥って過ぎては良い人間は育たない。

この世はプラスの出来事とマイナスの出来事がバランスして成り立って居るのだから、それを止めても仕方がない。

21/04/02 09:51更新 / 待作



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